
とけたグルーガンで机が汚れる

グルーガンで工作をしているときに、先端から樹脂が垂れてテーブルに付いてしまうこと、ありませんか?これ、結構困りますよね。せっかく楽しく工作をしていても、作業後のテーブルにベタベタとグルーが付着していると、掃除が面倒で気分も台無しに…。
こまめに電源を切るのは面倒
この悩みを抱えているのは、きっとあなた一人ではありません。グルーガンは便利で楽しい道具ですが、「作業中の垂れ防止」が難しい点もあります。特に、子供と一緒に工作を楽しむときや、大切な作業台の上で作業をする際には、垂れた樹脂がついてしまうと、見た目も悪く、掃除も大変。この小さなストレスを何とかしたい…と思うことも多いはずです。

グルーガンを使わない時にこまめに電源を切れば垂れることは防げますが、一般的なグルーガンはスイッチが付いていないので、そのたびにコンセントを抜かなければいけません。これは面倒ですし、また使いたい時には樹脂が再度溶けるまで待つのも煩わしいものです。
作業効率がアップする下敷き5選
そこで今回は、グルーガンの下に敷くことで、作業後の掃除を楽にするアイテムと工夫についてご紹介します。以下の方法を使えば、垂れた樹脂がテーブルに直接つかなくなり、作業も快適になります。
1.シリコンマットを敷く

シリコンマットは色々な用途で使えるものですが、一例を挙げるとオーブンの天板の代わりに敷いてクッキー、マカロン、ロールケーキなどを焼くときに使います。シリコンの非粘着性のおかげで、焼き菓子やパンがくっつかず、クッキングシートのように繰り返し使用できるのが特徴です。
そんな用途に利用されるシリコンマットなので耐熱性は高いのです。また垂れたグルーが固まっても簡単に剥がせるので、シリコンマットはグルーガンを使う際に最適です。作業スペース全体に敷くだけで手軽に汚れを防げます。
2.クッキングシートをテーブルに貼る

料理で使うクッキングシートを下に敷くと垂れたグルーが剥がしやすくなります。しかもシリコンマット同様熱に強いのが特徴です。クッシングシートについては少し詳しく解説します。
クッキングシートならグルーが剥がしやすい理由
表面のシリコン加工やフッ素樹脂加工:クッキングシートの表面には、シリコンやフッ素樹脂(PTFE、いわゆるテフロンなど)がコーティングされています。これにより、表面が非常に滑らかになり、くっつきにくくなります。
シリコンやフッ素樹脂は、非粘着性が高く、油分や水分をはじく性質があるため、グルーが固まった後でも簡単に剥がれる
シリコン加工のクッキングシートは特に耐油性があり、油や水分をしっかりとはじくため、溶けたグルーが中まで浸透しない
紙の繊維構造:クッキングシートの紙自体も、耐油性・耐水性を高めるために特殊な繊維構造を持つ紙で作られています。この紙の繊維構造が溶けたグルーを吸収しにくく、表面が溶けたグルーと接触する時間を短くすることで、くっつきにくくなっています。
クッキングシートが熱に強い理由
シリコンコーティング:クッキングシートのシリコンコーティングは、非常に高い耐熱性を持っています。一般的なシリコンは200℃〜250℃程度まで耐えることができ、オーブンの高温でも問題なく使うことができます。
耐熱紙を使用:クッキングシートの基材となっている紙自体も、高温に耐えられる特殊な加工が施されています。通常の紙とは異なり、耐熱性や耐油性を高めるために薬品処理が施された紙が使われています。この紙がシリコンなどでコーティングされることで、より高温に耐えられるようになります。
シリコンは熱によって変質しにくく、融点も高いため、高温のグルーが垂れても溶けたり燃えたりしにくいという特徴がある
クッキングシートは一般的に250℃前後まで耐熱で、オーブンでの焼き物やロースト料理などにも使える耐熱性があるのでグルーガンの下に敷いて使っても安全
3.使い捨ての紙やアルミホイルを活用

古い新聞紙やキッチンペーパー、アルミホイルを使えば、使い終わった後にそのまま捨てられるため、後片付けが楽になります。特に、シリコンマットが手元にないときの簡単な代替策として便利です。
デメリットは紙の場合、燃えやすいので火災の危険があるという事です。アルミホイルの場合、すぐに破れてしまう弱さがあります。またどちらも使い捨てなので作業が終わったらゴミが発生します。
たまにしかグルーガンを使わないなら、それほどデメリットではありませんが、趣味として繰り返し使うのであれば、代替物ではなく使いまわせるものを選んだ方が結果的にお得で安全です。
4.グルーガン用スタンドを利用

グルーガン専用のスタンドを使えば、グルーガンを立てておくことができるので、作業中に先端から垂れるグルーを受け止めやすくなります。スタンドにはトレイ付きのものもあり、溶けたグルーがトレイにたまってテーブルを汚さずに済みます。
また、グルーガン用スタンドはホルダーに固定できるので、間違ってグルーガン先端の高熱部分に触れて火傷する危険性も低くなります。
5.小さな皿や耐熱トレイを使う

グルーガンを置く際に、小さな耐熱皿やトレイを使う方法も有効です。コーヒーの受け皿などを代用することもでき、ちょっとした工夫でテーブルを綺麗に保つことができます。
デメリットは小さなお皿にグルーガンを載せるのは不安定になりやすく、そんな状態で少し電気コードに触れただけでもグルーガンが皿から外れて思わぬ事態(火傷など)が起こる可能性があるという事です。
ネットでおすすめアイテムを購入
これらの方法を試すことで、グルーガンの使用時のストレスを大幅に軽減できます。もし、作業中にこれらの便利なアイテムを使ってみたいなら、以下のリンクから購入することができます。
特に、シリコンマットは何度でも使えてエコですし、スタンド付きのグルーガンは作業効率を大幅にアップさせます。これらのアイテムを使って、グルーガンをもっと便利に楽しんでみてください!
実際に使った人の声を紹介
シリコンマット
シリコンマットをグルーガンの垂れ防止に使用している人々の感想をまとめました。以下のような利点と便利さがありました。
手軽さと便利さ
- 新聞紙や他の素材に比べて、シリコンマットは手軽に使えるという意見が多く見られます。特に、新聞紙を広げたり片付けるのが面倒な場面で、シリコンマットが手間を省いてくれる点が高く評価されています。
- 「固まったグルーだけを簡単に剥がせる」といった声が多く、作業後の片付けが楽になる点が魅力的だと感じる人が多いです。
シリコン素材の特性
- シリコンの非粘着性が、グルーが垂れても固まった後に簡単に剥がせる点で非常に便利だと感じられています。新聞紙だと垂れたグルーがくっついてしまうことがあるが、シリコンマットならその心配がないという利点が強調されています。
- また、シリコンの耐熱性が高く(200度以上耐えられるものが多い)、高温のグルーガンでも安心して使用できる点も支持されています。
作業効率の向上
- シリコンマットを使用することで、グルーガンの作業が気軽にできるようになるため、手芸やリース作りなどの作業がスムーズになるという感想が多いです。新聞紙の用意や片付けが不要なため、思い立った時にすぐに作業に取り掛かれることが支持されています。
多用途で使える
- シリコンマットはキッチン用品として使われるため、キッチンでも活躍しつつ、グルーガンの下敷きとしても利用できる点が評価されています。軽くて薄いため、収納も簡単で、場所を取らない点も好評です。
- 「レジン作業やUVランプのトレーとしても使える」といったように、クラフト全般での使用にも向いているという意見もあり、汎用性の高さが強調されています。
多くのユーザーが、シリコンマットを使って、グルーガンの垂れ対策ができることに満足しているようです。使いやすさ、耐熱性、片付けの簡単さといった利点が、グルーガンをよく使う人たちにとって特に魅力的だと感じられています。また、グルーガン作業だけでなく、キッチンや他のクラフト作業にも応用できる汎用性があり、手軽に試してみる価値があるアイテムとして多くの支持を集めています。
このような感想から、シリコンマットがグルーガン使用時の便利な下敷きアイテムとして非常に評価されていることがわかります。
クッキングシート
グルーガンを使用する際にクッキングシートを使う利点や応用についての感想やアドバイスをまとめました。要点としては、以下の通りです。
クッキングシートの使用の利便性
- クッキングシートはグルーガン作業において便利で、熱に強く、溶けたグルーがシートに付着しにくい性質を持っています。
- そのため、作業中に机や作業台が汚れるのを防ぐことができます。
剥がしやすさ
- クッキングシートを使用していると、冷えて固まったグルーを簡単に剥がせるため、手間が省けます。
- 万が一グルーがついてしまっても、温めれば取れやすいので、作業後の片付けが簡単です。
製本作業での応用
- クッキングシートは下に敷くだけでなく、製本するときの背表紙を作る時にも使える応用例もありました。アイロンを使ってグルーを均す際に、クッキングシートを使うと本の紙が焦げるのを防ぎ、仕上がりが綺麗になります。
全体的に、グルーガンを使う際には、クッキングシートを敷くことで作業効率が上がり、後処理も簡単になるという声が多かったです。
グルーガン専用スタンド
グルーガンスタンドは吸盤タイプの滑り止めが付いている物もあり、そのタイプの場合しっかり机に固定できるため、安定感が高く、グルーガンが倒れるストレスが減って作業効率が向上するという声があります。
ただし、吸盤が強く固定されるため、移動や片付け時に外すのが少し手間になることがデメリット。
また、スタンドには受け皿が付いていて、グルーの液ダレを受け止めるため、作業中の安全性が高まります。
組み立てに力が必要な場合もありますが、一度組み立てれば便利に使えます。吸盤の固定力に関しては、場所によって効果が異なるものの、スタンドがあることで全体的に作業が快適になるという意見が多いです。
価格については高いと感じる人もいますが、それだけの価値はあると高評価されていました。
小さな皿や耐熱トレイ
陶器製の小皿はだいたいの家庭にあるものなので用意しやすいのが最大の利点。陶器は熱にも強いのでグルーガンの高熱で机を焦がしてしまう心配もありません。
デメリットとして陶器は強い衝撃で割れてしまうので小皿を落とすと割れる可能性があります。またグルーガンを小さなお皿に置くのはとても不安定な状態で、電気コードに軽く触れただけでも小皿からズレて落ちることも有ります。
いかがですか?
色々なアイテムでこんな声が有りました。みんなの意見を参考にして、あなたもぜひ、これらのアイテムを試してみてください!
まとめ
グルーガンを使った工作がもっと楽しく快適になるように、ぜひ「グルーガンの下に敷くもの」を工夫してみてください。これで、垂れた樹脂によるストレスから解放され、作品作りに集中できるといいですよね!